ユニバーサル文化を奏でる、はじまりの日。

18トリソミー重度心身障害児と3世代家族 × 吹奏楽団ルバート × 手話歌 × ユニバーサルデザイン学生によるストーリー。

小さな声と想い語り、その表現をオリジナル楽器で音色に変え、吹奏楽団がより大きな社会で内包し、同じ時間と場で包摂されていく。
〝通じ合う感覚〟を得て、情報が循環していく。
差異から出発したコミュニケーションの往復=混じり合いが、いつの間にか共通点と多様性を考える〝きっかけ〟になる。

おかあさんが「あー、1人のためにって、こういうことかと、、。
それを本当にみんながしたら、すごいなと思う」と話しておられた。

仕組み(システム)ありきじゃなくて、人々の新たな価値として埋め込まれ、分かち合われていく〝文化〟。
異なる価値観から問われる自分、他者との混じり合いから立ち起こる自分。
誰もが誰かを包み込む社会を問い続ける。