小宅小4年生5クラスが、1学期を通じて福祉を学ぶ授業。ユニバーサルな視点についての事前調べ学習から始まって→全クラスオンラインで結ぶオリエンテーション→リモート施設見学→スーパーマーケット内で福祉体験を行うユニバーサルショッピング→体験後すぐに教室での振り返り(対話によるリフレクション)→福祉授業での深ぼり→コープ役員や店長等が教室に来校し、4年生のユニバーサル化コンペ開催→おとな会議による4年生コンペの実装化の協議開始→コープより4年生への実装実績報告会へ。
子どもたちの学びを育む小宅小学校と、校区内にある商業店舗コープ龍野店にコラボしていただき、こどもたちの日常のなかで、さまざまな福祉体験を生み出すプロジェクト。これまで行われてきた、校舎内での福祉体験の授業をブレイクスルーするチャレンジです。
日常の場面であるスーパーマーケットを、多様性やユニバーサル文化を学ぶための場としてデザインし、子どもたちの日常の地続きに多様性があることを参加体験型で学んでいきました。また体験日の前後にも、さまざまな学びや体験の機会を落とし込み。先生方とも新たな授業づくりに何度も打ち合わせを重ねながら、とても素敵な学習環境が生まれました。
子どもたちは、
・見えない
・聞こえない
・動きづらい
・歩けない
・感覚凸凹
・乳児連れ
・ユニバーサルデザイン調査
・ユニバーサル文化インタビュー
の8チームに分かれて、お店の中を行ったり来たり。特に疑似体験チームには「おつかいカード」を渡して実際に商品を買ってレジで支払うことも体験(商品は全てユニバーサルデザインのもの)。あーやこーやと言いながら、日頃の買い物との違いに、気づきがたくさん。
たくさんの気づきを教室に持ち帰ってからは、対話を繰り返しながらのアイデア出しとコンペの準備へと授業も進み、コンペも立派な発表の連続で、大人がビックリ!!!!!
この参加型福祉学習プログラムは、パッケージ化してどこでも学びの場が作れるように仕上げていきますので、乞うご期待〜。
こどもの気づきを生み出し、大人がガチで社会を変えていく。交互の学びのデザイン。