「老い」について哲学する。

自分にとっての老いについて終わりなき(正解のない)対話を楽しむ場づくりが小地域サロンを舞台にスタートしました。

市内のある小さな自治会のふれあいの場をオンライン拠点に、大阪大学の先生方(哲学者+地域包括ケア老年看護研究者)や認知症関連のプロジェクトに携わる方など、多様な立場の方々をリモートでつなぎながら、その小さな対話の場づくりが歩みはじめました。
小さな一歩。
この一歩を大切に、真に根ざした地域共生社会の推進を育んでいく。
今まで何度も何度も打ち合わせを繰り返してきた、このプロジェクト。

「自分が老いることより、今の子どもたちのことを憂いでしまう。
だって私たちは戦後すぐに生まれて、次々と新しい喜びと世の中の成長の中で生きてきた。
だから楽しいことがたくさんだった。今の子どもたちは既に何でも手に入って、喜びを味わう機会に恵まれにくい。」「自分が何か学びたければいつまでも老いない。」「夕日を眺めながら酒を飲みたくて頑張ってきて、今その風景が楽しみだ。」老いは誰が決めるのか。そもそもの始まりを改めて考える機会になりました。

これから毎月行います。
備忘録がてらに記録。

なにより、参加してくださった自治会の方々や実行委員のみんなが、それぞれに、これから育もうとしている「何か」に手応えを感じてくれたことが、うれしいです^_^